続ピリギゃルが将棋倶楽部24で初段になる50の方法

将棋の全国大会に出場することになった成金アマの活躍やいかに

次の一手論(3)スランプ・プラトー・リハビリ

はてなブログ (略称:続ピリ将)

続ピリギゃルが将棋倶楽部24(将棋ウォーズ)で初段になる50の方法

~実力四段・五段を目指して(シュうぇッチマン全国大会の巻)~

次の一手論(3)

 

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リハビリには、次の一手がよいらしい

 はいはいはい、ピリギゃルの登場ですよー。

 おっとっと、行きすぎた。

 あれ、皆さんの拍手が少ない気が。もっと元気出していきましょう!

 

 元気といえば、シュうぇッチマン先生、元気がありません。

 関西遠征で負けが込んだのが、よほどショックだった模様。

 対戦相手は、セミプロみたいな方やプロの方(角落ち)。ガチンコで戦って、そんなに簡単に勝てるわけがないのです。

 まあ、しかし、最初から勝てるわけがないという考え方ではいけませんよね、はい。

 強くなるには、スランプはつきもの。旧ブログにも書いてありました。強くなるためのスランプはスランプではなく、「プラトー」なんだ、と。

 最近のシュうぇッチマン先生は、まったく勝てなくなりました。別人のようです。初心者のような見落としをすることも多々。持ち時間の管理もままならず、切れ負けすることもしょっちゅうです。廃人のようです。

 ただ、思い切り、レベルを落として、リハビリを始めました。

 

・激指14級相手に四枚落ちで20秒指し

・激指10級相手に二枚落ちで20秒指し

・初段レベルの次の一手(手筋・詰み)60秒指し

・定跡書の黙読60秒指し

 

 ちなみに、先生は問題を解いたり、本を読んだりするときも対局時計を使っています。秒読みでページをめくっています。

 

 シュうぇッチマン先生に、突撃インタビューしてみました。

「ズバリ今回の遠征の敗因は?」

「・・・・・・」

「・・・・・・」

「・・・・・・」

 撃沈。ダメだ、こりゃ。明るく突撃したら、気まずい沈黙でした。

 こういうときは、観察。シュうぇッチマン先生が取り組んでいる本は、次のとおりでした。

 

  

  

将棋・詰みの基本手筋 (マイナビ将棋BOOKS)

将棋・詰みの基本手筋 (マイナビ将棋BOOKS)

 

  

これだけで勝てる 三間飛車のコツ (マイナビ将棋BOOKS)

これだけで勝てる 三間飛車のコツ (マイナビ将棋BOOKS)

 

 

 きっとこのプラトーを乗り越えて、とんでもなく強い先生が殻を破って誕生するはず。皆さんも、スランプだとも思っても、プラトーなんですから、自暴自棄にならずに、気分転換しながら、リハビリに努めてくださいな。私も『詰みの基本手筋』の第2章をがんばります。

 

「ところで、先生、何勝何敗だったんですか?」

「6勝9敗。」

「はい? なんですって?」

「6勝9敗でした。」

「あの、失礼ながら、グーで殴らせていただいてもよろしいでしょうか?」

 

 これでスランプと言っている意味が、私には分かりません。心配して損した。

 1勝9敗で喜んでいるピリギゃルに謝れ!と言いたいのであります。

 

 まあ、いいや。ではでは、ピリギゃルでした。ごきげんよう

 

次の一手論(2)答えって、あるの?

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~実力四段・五段を目指して(シュうぇッチマン全国大会の巻)~

次の一手論(2)

 

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正解のある問題とそうでない問題という問題

 「愛とは何か?」と訊かれて、みんなが同じ答えを返すようになったら、この世の終わり。つまり、これは答えのない問い。

 逆に「1+1=」と訊かれれば、大喜利じゃないかぎり、みんなが同じ解を答えてくれるだろう。こちらは答えのある問い、だ。

 確率メソッドが相手にする次の一手は、後者である。いわゆる手筋に関する問題や、段級認定問題がこれに該当する。コンピュータに訊いたら、どのソフトも同じ答えなら、それも確率メソッドの好餌と言えよう。

 それに対して、読みの技法やイメ読みのように、棋士の個性が如実に出る問題は、確率メソッドの対象外かといえば、一概にそうではないとも言えない。超一流の棋士の見解ならば、意見の相違も勉強になる。難しい局面で、どう指針を立てて、荒波を乗り越えるかを学ぶことができるからだ。

 私シュうぇッチマンは、今日まで棋風改造しようと努めてきた。棋風改造は、性格改造とほとんど同義だ。せっかちな人が、急に落ち着いた人に変わるのは、相当な困難を伴う。それと同じことで、棋風の改造も一朝一夕でなされるものではない。少なくとも、お手本となる人がいなければ、実現できないのではないか。

 言い換えれば、棋風の改造は知識の問題ではないということだ。知識の問題ならば、基礎メソッドで片づく。けれども、知識の問題でなく、性格の問題ならば、基礎メソッドの範囲外。

 たとえば、私シュうぇッチマンは、非常に受け身な棋風である。長い時間をかけて、自身の性格も含めて、そのような棋風となった。昨日の次の一手からも、私シュうぇッチマンの棋風が偲ばれるのでないだろうか。その棋風を攻撃的な棋風に変えようと思ったら、それは単なる定跡の暗記などでは身につくはずがない。

 こういった場合、お手本になる人の読み筋を研究しなければならないだろう。しかも、手の読みだけでなく、考え方の癖のようなものも知り尽くさなければ意味がないだろう。

 イメ読みや読みの技法、あるいは絶対感覚などがそういう方向へ誘ってくれる。

 私シュうぇッチマンは、今回の確率メソッドにおいては、イメ読み、あるいは読みの技法や絶対感覚に出演する棋士の中から、師事(憑依)すべき棋士を探そうと思っている。そして、よい意味で迷いをなくし、頑固になりたいと考えている。

 

羽生善治の戦いの絶対感覚 (最強将棋塾)

羽生善治の戦いの絶対感覚 (最強将棋塾)

 

  

森内俊之の戦いの絶対感覚 (最強将棋塾)

森内俊之の戦いの絶対感覚 (最強将棋塾)

 

  

谷川浩司の戦いの絶対感覚 (最強将棋塾)

谷川浩司の戦いの絶対感覚 (最強将棋塾)

 

  

佐藤康光の戦いの絶対感覚 (最強将棋塾)

佐藤康光の戦いの絶対感覚 (最強将棋塾)

 

 

次の一手論(1)最善手や評価値を無視できるか?

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次の一手論(1)

 

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基礎から応用(確率)へ

 ここからは確率メソッドに入る。

 個人的には、昨日まで関西の将棋道場ツアーを敢行し、ここまでの基礎メソッドの集大成を図ったわけだが、半ば予想していたものの、悲惨な結果となった。

 要するに、消化できない量をむりやり食べて腹を壊した、というのが私シュうぇッチマンの現状である。

 棋譜並べも、これまでの丁寧な勉強とは打って変わって、質より量だし、定跡も新しいものに手を出し、詰将棋も難解作に挑戦しと、まるで地に足がついていない。基礎とは名ばかり、たた浮き足立っていただけ。

 もっとも、こうなることは、ある程度、最初からわかっていた。負け惜しみのようだが、今回はスキルよりもチャレンジの方を重視したのだ。いわゆるゾーンに入るには、スキルとチャレンジのバランスを取る必要がある。今回は、あえてチャレンジの比率を上げた。その結果、勝率は下がりまくりで、心理的にも不安が増大した。

 通常は、基礎メソッドでしっかりと足腰をつけて、応用メソッドで新しい分野にチャレンジしていくというイメージだろうが、私シュうぇッチマンは、今回あえてその逆を行っている。スクラップ&ビルド戦略。基礎メソッドがスクラップで、応用メソッドがビルドだ。

 具体的には、全国大会を決めた(I)、これまでの殻を壊す(II)、新旧の融合(III)という3段階を想定していて、ここから(III)に突入しようと考えている。新しい戦法・石田流の起用を想定して、ここまで勉強を続けてきたが、ここからは場合によって、石田流を使ったり、使わなかったりするシステムの開発に移行しようと思う。やはり1つの戦法に決め打ちするのは危険だということを、今回の関西行きで身を持って学んだからだ。

 これからは、もともとの強みと、新しく勉強していることを融合しよう。そして、これまでは勝ち負けを度外視してきたが、これからは勝ち負けにこだわり、勝率にこだわって、調整を進めていきたい。

 詰将棋ばかりを解いていると、力がつく。けれども、その力がただちに将棋の勝敗に影響するわけではない。むしろ、詰将棋ばかり解いていると、一時的に負けが込んでくるということを今回学んだ。それは定跡ばかりを研究していても、同じこと。将棋に勝つことは、結局、総合力なのである。

 ちなみに、私シュうぇッチマン・メソッドの本領は、この応用メソッド、確率メソッドにあると思っている。

 

次の一手

 総合力を磨き、確率を上げるのに好適なのが、次の一手だということは、旧ブログでも強調したことである。次の一手は、盤面全体を読まなければならないので総合力が磨かれるし、正解がはっきりしているため確率で測れるのが大きい。

 もっとも、すべての次の一手に正解があるわけでもない。たとえば、読みの技法やイメ読みなどは、プロ棋士の個性が出る。 

 

読みの技法 (最強将棋塾)

読みの技法 (最強将棋塾)

 

 

 

 sal0112さんのところで拾ってきた、次のような問題なども明確な答えがないのではないかと、私シュうぇッチマンは睨んでいる。

 

mountain8.hatenadiary.jp

 

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 一般的には、▲8六歩だろう。実利重視だ。遊び駒の活用という観点では、▲4七銀もある。間に合うのであれば▲2三歩成~▲3四と~▲2一飛成。私シュうぇッチマンは、少数意見だろうが、▲5六銀を選ぶ。手渡し。直接手を指さない方針である。

 この局面をどう見るかだが、持ち歩が3枚あり、歩成や桂の入手も見込めるため、先手がよいのだが、後手も玉は銀冠だし、飛車と角の働きもよいので、駒得を図るよりも、ぼんやりした手が指したい局面と私シュうぇッチマンは見る。

 たとえば、私シュうぇッチマンが後手なら、▲8六歩~▲8五歩には、じっと△8五同歩としておき、玉頭に圧力をかけておく。さらに3六と4六の銀を交換すれば、玉付近を攻められる後手にも勝機が出てくると考える。後手としては6五から開戦したり、銀を交換したりすれば、多少の駒損はカバーできるだろう。そもそも▲8六歩~▲8五歩は2手もかけているため、手損が大きい。

 ▲4七銀は遊び駒をなくす手だが、相手の銀も窮屈な銀なので、それと交換してよいのかという疑問がある。

 こういうふうに考えて、▲5六銀と指す。狙いは、△6五歩を牽制すると同時に、飛車の横利きを通すこと。様子見だ。角と銀の道がなくなるので、△5五歩とは打てない。△3五銀なら▲同銀。遊んでいた銀との交換だから歓迎だ。後手がのんびりしていたら、今度こそ▲2三歩成や▲8六歩で相手を焦らす。△5五銀が心配だろうが、強く▲5七金と立つ。△5六銀なら▲同金から▲5五銀打と角を圧迫しておいて▲2三歩成で必勝となる。

 最善手が何であろうと、評価値がどう出ようとも、私シュうぇッチマンなら▲5六銀と指すだろう。