続ピリギゃルが将棋倶楽部24で初段になる50の方法

将棋の全国大会に出場することになった成金アマの活躍やいかに

棋譜並べ論(5)

続ピリギゃルが将棋倶楽部24で初段になる50の方法

~実力四段・五段を目指して(シュうぇッチマン全国大会の巻)~

棋譜並べ論(5)

 

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妙手・勝負手・疑問手

 将棋の本は保守的である。内容について、言うのではない。外形や編集において、新しい工夫や変化といったものが、あまり認められないというほどの意味だ。

 そんな中にあって、古い話で恐縮だが、黄表紙の定跡ガイドシリーズは、非常に斬新だった。ガイドブックという発想を取り入れたことと、形勢判断や手の意味をチェスの符号に倣って付したことは、革命的な試みだったと言ってよい。

 

  

 

  

 

 その後、定跡伝道師・所司和晴先生のガイド本に、この血脈はたしかに受け継がれている。オールラウンダーを目指すなら、今もガイド本の大人買いがおすすめである。

 

早分かり 相矢倉 定跡ガイド (マイナビ将棋BOOKS)

早分かり 相矢倉 定跡ガイド (マイナビ将棋BOOKS)

 

  

  

  

  

  

  

早分かり石田流定跡ガイド (マイナビ将棋BOOKS)

早分かり石田流定跡ガイド (マイナビ将棋BOOKS)

 

 

 さて、本題であるが、このガイドの革新的な試みを棋譜並べに取り入れてみてはどうだろうか?

 

cixous5.hatenablog.com

 

 旧ブログの思想  1局を繰り返し並べ、質を向上させる。

 新ブログの思想  PC並べで局数(量)を増やす。(全体の9割)

          1局を繰り返すだけでなく、質自体を向上させる。(同1割)

 

 上掲の質自体の向上とは、どういうことか。

 簡単にいうと、一手一手の意味をよく考え、勝負どころではしっかり腰を落とし、局面の形勢判断を的確に行う訓練をするということである。

 そのための具体的な方法は?

 まず、棋譜に「!」や「!!」、「?」や「??」などを記入する。次に、勝負どころの局面は図面に起こし、「+」や「++」、「-」や「--」、「=」や「∞」(形勢不明)の判断を記す。時間があれば、一度ぜひやってみてほしいが、流れも含めて形勢判断とその根拠を具体的に言語化してみる。ただし、これは理想論であり、あくまでおまけなので、義務ではない。しかし、せめて記号くらいは書いておく。

 のちに見返したとき、かつての形勢判断が間違っていても、それはそれで構わない。それはそれで棋力の向上、自身の成長が実感できるので、悪いことではない。

 むしろ心配しないといけないのは、解説を鵜呑みにすること。厳選した棋譜においては、一手一手、あるいは一つの局面を、自身の頭で盤に穴が空くほど、徹底的に読むということだ。その判断を記していくうちに、強くなっているだろう。

 最後に、オリジナルの記号を紹介する。

 自分自身では逆立ちしても絶対に指せない、思いつかない手には、★をつける。高速棋譜並べをしていて、なめらかに並ばない手には★を1つか2つ。精読しても、絶対に浮かばず、なおかつ非常に感動的な妙手である場合には、★を5つでも6つでもつけておこう。

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