続ピリギゃルが将棋倶楽部24で初段になる50の方法

将棋の全国大会に出場することになった成金アマの活躍やいかに

定跡論(1)

 

続ピリギゃルが将棋倶楽部24で初段になる50の方法

~実力四段・五段を目指して(シュうぇッチマン全国大会の巻)~

定跡論(1)

 

f:id:Shouldgo:20161209174632j:plain

 

仕事を辞めて、1つを極める ~フォーカス&エナジー~

 強い人には2種類いる。1つは定跡をまったく知らないタイプ。もう1つは定跡に精通するタイプ。

 そして、前者の天才型には、まったく知らないといっても少しは知っているタイプと、本当にまったく知らないタイプがある。後者の研究型にも、それなりに知っているタイプと、微に入り細を穿つように知り尽くしているタイプがある。

 おそらく全国大会には、すべての型が出場してくるだろう。だから、自らがどのタイプであるのかを決めると同時に、相手がどのタイプであろうとも勝てるように準備しておく必要がある。まさに「敵を知り己を知れば百戦危うからず」だ。

 ここでは研究型に対抗する手段を考えてみたい。

 これに限らず、今回の私シュうぇッチマンの対策は、「研究量がすべてを決める将棋」である。これは言うまでもなく、若き日の井上靖を魅了した、あの四高柔道部における高専柔道の理念「練習量がすべてを決定する柔道」のもじりだ。だから、実際には棋譜並べや定跡研究や詰将棋や練習対局などのすべてにおいて、「練習量すなわち努力では負けない将棋」を目指したいと考えている。

 その中でも今回9割の比重を置くのが序盤の定跡研究だ。あれこれ研究はしない。石田流の研究に9割を割き、プロよりも詳しいというと無理があるかもしれないが、少なくとも、そのくらいの意気込みで臨みたい。アマチュアには、左穴熊、きmきm金や棒金など、各種、奇襲戦法やB級戦法、変態戦法、オリジナル戦法の対策も必要だから、ありとあらゆる研究を万全にして、研究勝負に持ち込める相手には研究で勝ってしまいたいと考えている。

 広くカバーするか、狭く決め打ちするか。二者択一は選ぶなが、わがシュうぇッチマン・ポリシーなので、どちらも選択する。しかし、前者は忙しすぎる職業に就く私シュうぇッチマンには厳しいのが現状だ。もっとも弱気やセルフハンディキャッピングは禁物だから、妙な言い訳をするつもりはない。

 仕事が忙しければ、仕事を辞めるまで。仕事と将棋のどちらが大事か。二者択一は選ぶ。将棋。というのは半分冗談だが、なんとか工夫して、全国大会本番直前には、仕事1割、将棋9割に持っていかなければならないと思っている。

 というわけで、話を戻すと、全定跡を広くカバーするのは大変なので、全貌については浅く広く、1割くらいのエネルギーを割き、特定の戦法に9割のエフォートを割く。

 その9割もの大事な労力を割く戦法は、ズバリ出現率で決める。データベースや自身の実戦、練習試合の統計をとり、最もよく出現する戦法を徹底的に研究する方針だ。

 今のところ、圧倒的に左穴熊である。理由は、私シュうぇッチマンが居飛車側でも振り飛車側でも持つからである。けれども、今回は急戦石田流をねらいをしぼっているので、そもそも穴熊を回避するつもりでいる。これ以上は、企業秘密なので、書けないが、要するに急戦石田流に9割、残りの石田流に1割で行くという方針を立てたのである。

 ある程度のメインストリームを決めると、研究しなければならないコースと、研究しておいたほうがよいコースと、研究しなくてもよいコースの3つに大別できるようになる。最優先課題に9割、残りに1割とさらに分別していく。

 と、ここまで論理的にサクサク進めてきたが、実はここまで論理的に整理できるという時点ですでにアマチュア高段者の域に達しているというべきだろう。プロだと、渡辺竜王などが、このような整理能力が非常に(異常に?)卓越していると感じる。

 級位者の方も、棋譜並べはあれこれ選り好みをせず並べなさいと旧ブログに書いたが、定跡は絞り込みなさいと書いておいた。それは、広さがなければ、絞り込みもできないから。けれども、強くなってきたら、絞り込みの技術、精度を高める必要があるだろう。特に大事な大会前は。

 

cixous5.hatenablog.com

 

 フォーカス&エナジーは、すべての仕事の基本。今回は、戦法選択について、持論を展開してみた次第である。

 

  

石田流の基本―早石田と角交換型 (最強将棋21)
 

  

石田流の基本―本組みと7七角型 (最強将棋21)

石田流の基本―本組みと7七角型 (最強将棋21)

 

 

 

 

 

 

振り飛車4→3戦法 (マイナビ将棋BOOKS)

振り飛車4→3戦法 (マイナビ将棋BOOKS)