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続ピリギゃルが将棋倶楽部24で初段になる50の方法

将棋の全国大会に出場することになった成金アマの活躍やいかに

観戦論(1) 新聞紙上で繰り広げられる白熱の終盤戦

はてなブログ (略称:続ピリ将)

続ピリギゃルが将棋倶楽部24(将棋ウォーズ)で初段になる50の方法

~実力四段・五段を目指して(シュうぇッチマン全国大会の巻)~

観戦論(1

 

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白熱の終盤戦

 観戦では、白熱の終盤戦を愉しんでいる。

 2017年3月26日、日曜日。午前8時半、私は東京のドトールモーニングコーヒーを啜りながら、優雅に『日本経済新聞』を読んでいた。いや、「優雅に」というほどのものでは実はなく、単に将棋道場のオープンが10時だから、ヒマをつぶしていたわけである。

 『日本経済新聞』は、紙代もいちばん高いが、原稿料も最も高いクオリティペーパー。また、将棋ファンにとっては、王座戦の主催紙である。

 この日の『日経』には、贅沢なカラーグラビアページに、佐藤天彦さんインタビュー「盤上は価値観の攻防 奇をてらわず個性を現す」も載っていて、将棋ファンにとっては愉しめる内容。

 もちろん、メインの第65期王座戦も、充実の内容。2次予選特選譜第6局マル6△八段 行方尚史 ▲九段 丸山忠久 戦。「思いを込めて」(観戦記者は上地隆蔵氏)という最終譜で、トップ棋士同士の最終盤の攻防が非常に見応えがあって、面白かった。

 

(図は▲3二歩まで)

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△4二玉▲3一銀△3二玉▲5二角成△3一玉▲4二銀△2一玉▲8八桂△8九馬▲同玉△7七金▲2四飛△同金▲2二歩△1二玉▲2一角△2二玉▲3三銀成△同玉▲3四銀△同金▲4三角成△2二玉▲2三銀まで 丸山九段の勝ち。

 

(終了図)

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《 残り2分で、行方は△4二玉とかわした。丸山がすかさず▲3一銀と打ち、形勢は再逆転。戻って図では△3二同金が正着だった。▲3四銀は△6三金で後手の勝ち筋。△7七銀以下の詰みがあるので先手は銀を渡せない。》と記事は始まり、「しばらく2人は、高揚した面持ちで詰み筋を確認し合った。」と終わる。すべては引用できないが、『日経』の一読者である私シュうぇッチマンは、ドトールで1時間半の持ち時間、この部分の棋譜を繰り返しくりかえし、脳内で反芻していたことになる。最初の図から、最後の図までスキップすることもした。記事の本文も繰り返しくりかえし読み、そらで覚えてしまった。脳は活性化し、絶好調。連勝街道まっしぐらと相なった。おかげで、この将棋は一回も将棋盤と駒を使っていないにもかかわらず、鮮明に記憶している。

 いや、実をいうと、この新聞はずっと鞄に入れっぱなしにしていて、この前も読み返し、復習したのである。やはり汽車に乗っている間、30分間、繰り返しくりかえし。

 感動第一。際どい終盤戦に感動した。繰り返し第二。脳内だけでこれだけ一局の一部分を繰り返したことは、これまでなかっただろう。

 このエピソードを振り返りながらしみじみ思うことは、あれこれやらずに一局、いや一局の一部を徹底的に感動しつつ繰り返す行為が大事だということ。また、対局の直前にコーヒーを飲みながらやると、調整法としてもよいということ。さらに、日を置いて、定着・強化を図るために、復習すると、なおよいということ。最後に、こうしてブログに書くと、観戦論にもなるというおまけ付きである。

 新聞記事は、切り抜くこともあれば、今回のように新聞まるごと、鞄に入れっぱなしにしておくこともある。切り抜きは、コピーをとって、定跡研究に役立ちそうなものは、名局集などに挿み込んでおくことも。穴熊なら穴熊名局集に、四間飛車なら四間飛車名局集に、三間飛車なら三間飛車名局集に、矢倉なら矢倉名局集に、という要領で。(中飛車名局集は、5月29日発売予定。マイナビのホームページから予約すると、限定100名で鈴木先生のサイン本がゲットできるとのこと。) 

book.mynavi.jp

 

 私シュうぇッチマンは、終盤が好きなようだ。序盤の勉強より、こういう終盤の白熱した棋譜を繰り返すのが性に合っている。いや、好みというより、やはり将棋は終盤なのではないだろうか。

 いやいや、序盤を同じように勉強すれば、今より強くなるはず。終盤8、序盤2の比率を心がけたい。

 全国大会の直前は、この新聞記事と、その日の新聞記事の2種を使って、この調整法で臨みたいと考えている。