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続ピリギゃルが将棋倶楽部24で初段になる50の方法

将棋の全国大会に出場することになった成金アマの活躍やいかに

観戦論(5) 名人戦と順位戦

はてなブログ (略称:続ピリ将)

続ピリギゃルが将棋倶楽部24(将棋ウォーズ)で初段になる50の方法

~実力四段・五段を目指して(シュうぇッチマン全国大会の巻)~

観戦論(5

 

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名人戦順位戦

 先日、教え子が名人戦の中継動画を視聴してくれていて、うれしかった。

 私シュうぇッチマンが全国大会に出たことと、『3月のライオン』効果である。こんなところで普及のお役に立てるとは身に余る光栄である。

 もっとも、彼ら、彼女らは、将棋のことを、何ひとつ知らない。一般人の知識レベルというものを、今回、改めて学んだ。

 「角って、まっすぐ進めるんだよ。」

 「違います。角はね、斜めに行けるんだよ。飛車が縦横自在。」

 「これって30秒で指すんだよね。」

 「いや、名人戦の持ち時間は、9時間ですよ。」

 「9時間!」

 こんな会話が繰り広げられた。

 さて、そのような名人戦だが、徹底的に究めようと思うと、棋譜の選び方が難しい。徹底的に研究しようとすると、順位戦が気になってくるからだ。

 順位戦というリーグ戦で勝った人が名人への挑戦権を得る。厳密にいえば、順位戦は、フリークラスといって参加資格のない棋士もいるし、参加資格があっても、下からC級2組、C級1組、B級2組、B級1組、A級とクラスが分かれていて、A級でなければ名人に挑戦できないので、「A級順戦の勝者が名人に挑戦できる」ということだ。

 今話題の藤井聡太四段だが、C2からスタートする彼が名人戦の舞台に立つためには、最短でもあと5年はかかる計算である。これまでの最年少名人記録は、谷川浩司九段の21歳。とんでもないスピード記録で、これを破るのは難事と言えるだろう。

 話を戻すが、そんな順位戦も研究したくなる。だが、あれこれ追いかけると、「虻蜂取らず」になるから、名人戦に絞った方がよい。

 それでも、順位戦もという場合は、今回の挑戦者である稲葉陽八段の今期の対局を振り返ってみるのがよいだろう。全9局。8勝1敗。黒星はラス前の渡辺二冠戦のみ。ラストは、結果的にフリークラス転出を決めることになった森内九段戦。これだけ連勝した人の棋譜には何か秘密があるのではないかと並べてみるのは、非常に勉強になる。また、佐藤天彦名人の視点から研究するのも、面白い。

 ただ、今期の順位戦に関していえば、渡辺・行方戦も、要チェック。「この半年で一番難しい終盤戦」(宮田敦史)との評判が高いので、並べる価値がある。ただし、解説がないと意味がない。終盤に定評のある対局者や宮田先生でも難しいのだから、上級者であっても、解説付きで楽しもう。

 歴史的な名人戦についても、同じやり方をする。すなわち、名人戦の番勝負だけでなく、挑戦者の順位戦の戦いぶりも遡るというやり方。ここまでやると、体質=棋風まで盗み取ることができるはずだ。

 

将棋順位戦30年史 1984?1997年編
 

  

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