続ピリギゃルが将棋倶楽部24で初段になる50の方法

将棋の全国大会に出場することになった成金アマの活躍やいかに

対局論(1) 全国大会の2週間前にすべき4つの準備

はてなブログ (略称:続ピリ将)

続ピリギゃルが将棋倶楽部24(将棋ウォーズ)で初段になる50の方法

~実力四段・五段を目指して(シュうぇッチマン全国大会の巻)~

対局論(1)

 

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全国大会2週間前にすべき準備とは(1) 方針を決める

 落ちぶれたものだ。激指と十枚落ちを戦っている。

 もうダメだ。スランプなのか、プラトーなのか。

 後者だと信じたいが、不安もかなりある。

 目下、7連敗中。こんなに連敗したのは、いつ以来だろうか。最近の連敗記録は4が最低であった。羽生さんはほとんど連敗しない。つまり、私シュうぇッチマンは、羽生さんではないということ。当たり前か。

 7敗目は、タイトルホルダーで実力者とはいうものの、8連敗というどん底にあえぐ相手に負けたもの。6連敗男、8連敗男に勝てず。しかも相手は持ち時間を余らせていた。こちらは持ち時間を使い切り、秒読みもギリギリまで考え続けたが、結果は黒星。序中盤はこちらがうまく作戦勝ちだったのに、終盤で逆転された。しかも、この負け方が続いていると来る。終盤型だった私シュうぇッチマンは、このような展開に慣れていないのだろう。もっと激しく踏み込むか、もっと緩めるかしなければならないのに、安全勝ちを目指し危険にするか、つんのめりすぎて息切れするかという展開で逆転される。あるいは、序盤の段階で、玉型をもっと堅くしておくべきか。

 ただ、7敗目は、しっかり準備し、研究し、脳みそフルスロットルで考え、持ち時間も使い切って、一生懸命に戦った。これだけは胸を張れる。だから、悔いというものはない。強いて悔いがあるとしたら、一生懸命すぎて、ゆとりがないことくらい、か。

 リアリズムを追求すれば、詳しい戦法名や局面図、棋譜などを明かしたい気持ちが強いのだけれども、そうはいっても、さすがに全国大会の2週間前なので、詳細は伏せる。このブログも有名になりすぎているから、警戒が必要だ。よって、これからは非公開、秘密主義で行く。場合によっては、ブログを突然、休止することもあり得る。あらかじめあしからず諒ととされたし。

 有利な終盤では勇気を持って踏み込むか、超長期戦、超持久戦で行くかしたい。先手なら過激に、大胆に、むろん一寸は慎重の味も残しながら、力強く踏み込む。後手なら息長く、粘り強く、押したり引いたりしながら、長手数の美学を貫く。

 玉型も、穴熊、ダイヤモンド美濃、銀冠を常に選択肢に置いておきたい。攻めも、地下鉄飛車や玉頭攻めをもっと意識しておこう。

 

全国大会2週間前にすべき準備とは(2) 葛藤し、熟慮し、決定する。

 全国大会に出るということ、とりわけ初出場するということが、どれだけ大きなプレッシャーとなるか。

 読者の皆様は、はたして、どの程度、具体的に想像できるだろう?

 正直に告白する。私シュうぇッチマンは、かつての私シュうぇッチマンは、まったくといってよいほど、想像できていなかった。潔く認めよう。尋常ならざる、非常に大きな、巨大な、莫大なプレッシャーが両肩に重くのしかかる。普段は不良だが、案外、根が真面目なのかもしれない、責任感が強いのかもしれない。今までそんなことを感じたことがなかったが、そんなことを感じながら、過ごしている。

 「これまでの路線を継続するか、それとも、思い切って路線変更をするか。」

 全国大会2週間前にすべきことは、対局の方針を決めるだけでなく、練習メニューの方向性を見直すか、継続するかを、熟慮しなければならない。

 「戦法をこのまま貫くのか、それとも違う戦法(元の戦法)に切り替えるのか。」こういうことを考える。

 「全国大会出場を決めたころの実力に戻すか、全国大会出場を決めたときよりも強くなることを目指すか。」こういう迷いも深刻きわまりない。

 また、「棋譜並べ・定跡研究・終盤のトレーニングのバランスをどう構成するか」にも神経を使う。

 「勝ちに行くのか、それとも今後の成長を重視するか」という究極の二者択一がどうしても頭をよぎっていく。奇襲や卑怯な盤外戦術を使ってでも勝ちに行くのか、それとも格調高い定跡通りに指すのか。こういう葛藤がある。

 今までの自分の努力を疑いにかかると同時に、それを信じようともする。葛藤。そう、葛藤とは、こういう心的状態を言うのだということを初めて知る思いだ。

 自己を全否定する。つらい。あんなに努力してきたのに、結果が出ない。こんなにむなしいことはない。それなら、努力なんて、しなければよかった。こういうことを考えると、涙が出てくる。いや、そんな生やさしいものではない。首を吊り、くくりたくなる。真実に追い詰められている。何より、大好きな将棋が、全然楽しくない。将棋を指すことが、こんなに苦しいなんて。三段リーグを戦う奨励会員ほどではないだろうが、とっても、とっても苦しい。苦しくてならない。鬱。

 読者の皆様に言いたい、皮肉を。強くならないほうがいい。趣味程度にして、適当、適度に楽しむのがいいよ、と。

 

全国大会2週間前にすべき準備とは(3) 新しいことに手を出すな。

 全国大会の2週間前。それは、受験直前に、非常に酷似している。

 受験の直前の鉄則は、「新しいことに手を出してはいけない。」の一言に尽きるだろう。事実、私シュうぇッチマンも塾や予備校の講師をしていたときは、このことを口酸っぱく強調していた。直前は復習をせよ、と。

 ところが、当事者はそんな基本的なことができない。あれもやらなければ、これもやらなければとパニックになる。これまでの努力を過小評価しているからだ。

 久々に当事者になってみて、分かったことがある。復習なんて、できっこないことを。すべてをやり尽くしたという実感がないかぎりは。

 受験勉強以上に、将棋は奥が深いし、範囲が広い。すべてをやり尽くしたなんて、どうして言えよう、誰が言えよう? だから、新しいことに手を出したくなる。今までやってきたことが中途半端であるにもかかわらず。

 だから、こういう結論に達する。復習9の新しいこと1の割合にしよう、と。

 これまでやってきた努力が中途半端な上に、新しいことに取り組み、アクティヴ・ノンアクト、空回りする。これほど惨めなことはない。地に足をつけて、これまでの復習に徹底的に取り組むと同時に、少しでも上を目指すべく、新しいことへのチャレンジもわずかなりとも試みる。これしか、ない。

 

全国大会2週間前にすべき準備とは(4) 連敗を体験しておく。

 関西遠征ではひどい目に遭った。といっても、4連敗を喫しただけだが。トータルでも、わずかに負け越しただけであった。

 東京遠征ではルンルン、勝ちまくり。むしろ物足りなさを覚えるくらい。

 この負けておいて、勝つという流れは、非常に大事なこと。

 全国大会直前でまさかの自己最低記録、7連敗を喫してしまった。しかし、悲観しても仕方がないので、開き直って、ポジティヴに捉えよう。

 強がりかもしれないが、今、7連敗を喫しておいて、本当によかった。少なくとも、7連勝で調子に乗って、ねじが緩むより上等だと捉えよう。楽観的かもしれないが、スランプの長い、長いトンネルを抜けたら、夜が明け、白くまぶしい未来が待っているさ、と。

 絶不調だから、真剣に悩み、葛藤できるわけだし、あとで劇にするときに感動も生まれる。堕ちきるところまで堕ちれば、後は這い上がるのみ。そう、堕落論、だ。

 反撃開始。シュルシュルシュルシュル。虚仮の一念。

 「助からないと思っても助かっている」(大山康晴十五世名人)