続ピリギゃルが将棋倶楽部24で初段になる50の方法

将棋の全国大会に出場することになった成金アマの活躍やいかに

人間論(5) 記憶喪失からの脱却

はてなブログ (略称:続ピリ将)

続ピリギゃルが将棋倶楽部24(将棋ウォーズ)で初段になる50の方法

~実力四段・五段を目指して(シュうぇッチマン全国大会の巻)~

人間論(5)

 

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温泉地での記憶喪失からの脱却体験

 このゴールデンウィークは、もちろん将棋の勉強に専念。と言いたいところだが、後半は家族サービスで、温泉へ。

 連休は混むし、高いので、積極的に出かけるのは、久しぶり。有名な温泉地へ行ったのだが、そこへ行くのも十年ぶりであった。

 十年前にリニューアルした旅館だったのだが、カーナビにも、地図にも載っていなくて、当時の記憶だけが頼りという状況に。だが、ほとんど「はじめまして」状態で、まったく覚えていない。

 グルグル廻っていたところ、突然、ある場所で、脳みそがスパークして、フラッシュバックして、脳の回路が通電し、別人格になったように、宿の場所を言い当て、家族に驚かれる。私シュうぇッチマン自身も、感動した。複雑なあやとりの構造が、一挙に解けた感じ。非常によい脳のリフレッシュになった。

 だから、あとでピリギゃルに聞いた「過去の話を思い出すことが、脳に有効だ」という話を、私シュうぇッチマンは信じる。

 しかし、温泉地に到着した時点で、すでに脳のリフレッシュが完了だなんて、いかにも私シュうぇッチマンらしい。。。

 

将棋100%は正しいか?

 私シュうぇッチマンの持論は、「将棋100%はダメ」というもの。

 別に、将棋だけに限ったことではない。「〇〇100%はダメ」なのだ。

 たとえば、私シュうぇッチマンの就職予備校時代の教え子に、「野球100%」という若者がいた。青春のすべてを甲子園行きに捧げていたのだが、案の定、面接に落ちた。というのも、面接で何を聞かれても、すべて高校野球の話になってしまうからである。ここまでピュアだと、「逆に評価してあげてもいいのでは?」と思うが、それは傍観者のたわごとで、高いお給料を払って雇う当事者サイドは、そうも行かないのだろう。

 将棋ならば、亡くなった元・奨励会員にしてアマ強豪だった天野貴元氏のエピソードを思い出す。研究会で、島朗先生から「食事中に詰パラを解くのはやめなさい」と注意されたというエピソードだ。

 

オール・イン ~実録・奨励会三段リーグ

オール・イン ~実録・奨励会三段リーグ

 

 

 そこまでして将棋に打ち込む奨励会員というのは恐るべきだが、しかし何かの専門家の打ち込み方というのは、まあ、そんなものだとも言える。それよりも、それを注意できる島先生の凄さを私シュうぇッチマンは思う。

 佐藤天彦名人が、名人戦で食事をしっかり味わっていると聞いたときも、大物だと思った。旅館のもてなしにも、意識が行っている人だから、名人になれたのだろう。

 こういうわけで、「将棋100%は危険」という結論に至り、人間論を書いているわけだが、しかし、旧ブログのときと違い、そこまでして将棋にのめり込めるというのも、私たち一般人からしたら参考にすべきことだし、そこまでのめり込めるゲームである将棋の偉大さを讃仰すべきことだとも思う。

 この連休、将棋に打ち込みすぎて調子を崩した人も多いだろうが、連休中は将棋9割:その他1割、連休明けは将棋1割:その他9割というバランスを心がけたいものである。

 

8冊のノートと9冊目のノート

 そういえば、この連休で9冊目のノートに突入した。

 そこで、この連休中に、これまでの8冊のノートを徹底的に分析・復習することにした。

 まず気づいたことだが、将棋の話題が多すぎるということ。当たり前のことのようだが、将棋以外のメモをもう少し入れておいた方が、エピソード記憶ができてよいという批判も可能だ。たとえば、今回、温泉へ出かけた。しかし、その温泉地のことを何も覚えていないという事態にでくわした。これは将棋に夢中で、もっと大事なことに視野が広がっていないということを表しているのではないか。周辺集中が足りない。

 温泉へ行けば、温泉に集中する。食事へ行けば、食事に集中する。松岡修造氏ではないが、こういうことが大事なのかもしれないと思った。

 というわけで、9冊目のノートには、今回の温泉のことを詳しく書くし、このブログも同様だ。

 将棋のことに関しては、次のことが判明した。なお、ノートは8冊あるのだが、詳しく書きすぎると、抽象度が失われるので、ここでは便宜的に前半と後半に二分して記す。なお、後半に、将棋の大会で入賞したり、優勝したりと花開いている。

 

  前半 詰将棋棋譜並べ・PC将棋が中心。

  後半 定跡・棋譜並べ・対人将棋が中心。

 

 前半は、地力をつけるトレーニングに注力していることがわかる。同じ棋譜並べでも、さまざまな戦型を満遍なく並べている。それに対して、後半は、詰将棋の練習量が足りない。それが今日のトン死病を招来したとも言えそうだ。ただ、ここで振り飛車党への転身を成功させてもいる。棋譜並べでは、定跡研究と連動して、対抗型や相振り飛車棋譜が圧倒的多数を占めていることから、実戦的な戦略を優先していることがうかがえる。

 整理すると、次のようになろう:

 

  前半 トレーニング期

  後半 戦略期

 

 言い換えれば、前半は終盤や総合力重視で、後半は序盤重視と言える。後半の特徴に、一冊の定跡書に繰り返し取り組むという新機軸も見られる。これが奏功したことは間違いないだろう。

 また、人間相手の将棋を多く指していることも、見逃せないポイント。大会に多く出場するようになり、知人とのVSや研究会などに参加することによって、それこそ人間力やコミュニケーション力を含めた上達を志向できるようになった。

 付け加えておくと、ブログを始めたのも、後半に相当する。

 これからの課題は、前半と後半のバランスを整えることだろう。というのも、後半もよいこと尽くめではなく、勝率の低下や終盤のミスなど、克服すべき問題があるからだ。詰将棋や、機械的な指し回しなど、前半のよかった部分を後半にも取り入れようと思うし、温泉での記憶喪失克服体験のように、少し古い記憶を取り戻したほうが脳にもよいと思うからだ。

 もしノートをつけるのをなまけている人がいたら、しっかりと高い精度で書き、継続することを強くおすすめする。未来からやって来た人の助言と思って、受けとめていただきたい。