続ピリギゃルが将棋倶楽部24で初段になる50の方法

将棋の全国大会に出場することになった成金アマの活躍やいかに

上達するための箴言集・格言集(0015)晴と褻

はてなブログ (略称:続ピリ将)

続ピリギゃルが将棋倶楽部24(将棋ウォーズ)で初段になる50の方法

~実力四段・五段を目指して(シュうぇッチマン全国大会の巻)~

上達するための箴言集・格言集(0015

 

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0015 晴と褻

 

 晴と褻。(「ハレとケ」と読みます。)

 かつて、柳田國男という偉大な民俗学者の提唱した概念なんだとか。

 ハレは、祭りなどが代表でしょうか。

 ケは、日常。

 ところが、最近は近代化・西洋化・都市化・技術革新が進みました。

 いつも、いつでも、ハレ・ハレ・ハレ。

 毎日が祝祭です。

 地味であること、地道であること、日常を慎ましく過ごすことが、ひどく軽んじられています。

 しかし、本来はそうしたケの積み重ねがハレ舞台を用意するはずのものでした。

 ふだん、何も練習していない人が、いきなり結果を出そうとします。

 ひごろ、遊んでいる人が、権利だけは口をとがらせて要求してきます。

 まじめに汗水たらして働き、そのごほうびに、お祭りがあるはず。

 ところが、年がら年中、お祭りの躁状態なものだから、現代人の感覚は麻痺しています。

 いつしか、「サボりたい」という声しか、この国民の心からは聞こえてこなくなりました。

 このブログを訪れる人の大半は、楽して強くなる方法が知りたいという動機を持っているに違いありません。

 実際、そういうことを売り文句にしているブログもたくさん知っています。

 ところが、このブログは、楽して有段者になる方法なんて、書いていません。

 このブログを読んで強くなった方は、読む前より努力をしているはずです。

 日常の積み重ねで、強くなっているのだと思います。

 私シュうぇッチマンも楽して、昇段したり、優勝したりしたわけではありません。

 こんなに努力しないと強くなれないのかと嘆きたくなること、十度、百度、千度。

 楽して強くなりたいという気持ちは、邪魔なだけ。

 ハレだけで時間のすべてを埋めたいという幼稚な願望は、お捨てなさい。

 将棋を指していて、楽して勝ちたいなという相手の気持ちが伝わってくることがあります。

 インターネットで指しているとき、特にそれを感じます。

 ハメ手や妙手一発で楽して勝とうとしてくるバカがいます。

 だいたいどういうタイプの人間であるか、想像できます。

 土いじりをしたことのない都会の若者。

 主食は、ファストフードか、コンビニ弁当。

 母親からの愛情が薄かった人。

 そうかといって、不幸のどん底を経験してもいない人。

 つまり、なんとかなってきた人。

 「なんとかしよう」ではなく、「なんとかなる」で生きてきた人。

 こういう人には、私シュうぇッチマンは負けません。

 いや、力んでいるのではなく、まったく力むことなく、勝ててしまいます。

 将棋は、着実な手を積み重ねるケが基本。

 派手な手筋や逆転術もありますが、そうしたハレは、ケの延長上に現れるもの。

 ここで、友人の西洋人が言っていた問いを思い出します。

 「ジャパニーズ・チェスやトランプの大富豪=大貧民、クイズ番組の大逆転、ドッヂボールのように、突然、地位がひっくり返ったり蘇ったりするのは、やはり日本の文化なのだろうか? 私にはついていけない。」

 いつでもミラクルが起きると思っているから、これだけ政治や社会がおかしくても、日本人は楽天的に暮らしていけるのでしょう。

 ただ、抗弁しておきたいのですが、将棋の神髄は、ケの積み重ねによるハレなのであって、歩<香<桂<銀<金<角<飛<玉の身分階級は、基本的にチェスと同様、厳然たるものがあるのだ、と。

 そういえば、と金のことを成金と言います。

 人生では、成金(メッキ)より、本物の金を目指したいと思います。

 今は、歩だとしても。