続ピリギゃルが将棋倶楽部24で初段になる50の方法

将棋の全国大会に出場することになった成金アマの活躍やいかに

上達するための箴言集・格言集(0027)土づくり草づく

はてなブログ (略称:続ピリ将)

続ピリギゃルが将棋倶楽部24(将棋ウォーズ)で初段になる50の方法

~実力四段・五段を目指して(シュうぇッチマン全国大会の巻)~

上達するための箴言集・格言集(0027)

 

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0027 土づくり 草づくり 牛づくり

 

 創業は大正6年。

 つまり、今年で創業90年ということになります。

 

 

 町村農場は、北海道江別市にある酪農場。

 牛乳、ヨーグルト、バター、チーズ、アイスクリームなど、とってもおいしいので、オススメです。

 

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 町村農場を開いたのは、町村敬貴(ひろたか)。

 18歳年下の弟・町村金五は、北海道知事になったので、北海道の開拓史を語る上で欠かすことのできない兄弟と言えるでしょう。

 敬貴は札幌農学校時代、ハンマー投げで当時の新記録を出したというエピソードの持ち主だが、札幌農学校を卒業した後、渡米し、ウィスコンシン州の牧場で苦労して働きながら、ウィスコンシン州立農家大学で学びました。

 北海道ではハンマー投げの選手であった敬貴も、まだ機械化されていない時代の話、米国人とは体格差もあり、苦労しました。

 しかし、それでも「負けるもんか」と、みずから進んで、あえて厳しい、つらい労働に打ち込みます。

 目的は、お金ではなく、酪農を学ぶこと。

 そういうひたむきさが通じたのか、牧場の人々も、町村に惜しみなく、酪農のノウハウを教えるようになりました。

 そして、働きながら、大学へ行くことを勧めてくれました。

 10年間、アメリカで働き、学んだ後、再び北海道へ戻り、町村農場を開きます。

 最初は石狩にありましたが、場所は江別に移しました。

 彼が苦労して学んだポリシーが、「土づくり 草づくり 牛づくり」でした。

 

 「よい牛をつくるには、牛の好む草をたっぷり与えなければならない。そのよい草はよい土壌に育つというのが、私の『米国で学んだ心理』だ。つまり、牛、草、土の三位一体というのが酪農本来のあり方である。」

 

 さて、ここまで読んできて、ブログを間違えたのではないかと思われたかもしれませんが、やがて将棋の話になると思うので、ご安心ください。(笑い)

 北海道に長く住み、酪農とも無縁でない私シュうぇッチマンにとって、この「土づくり 草づくり 牛づくり」は、いつか絶対に紹介しようと温めていた名言でした。

 この言葉は、比喩的に使う前に、まず文字どおり、受け止めてほしいと希います。

 都会の人も、田舎の人も、さっそく外へ出て、土を触ってきてください。

 草をむしって、その匂いを嗅いでみてください。

 牛。

 は、さすがに無理か。

 風呂上がりに、腰に手を当てて、牛乳をごくごく飲みましょう。(笑い)

 そして、目をつぶって、酪農家へ感謝の気持ちを持ってくださいね。

 

 できることなら、機会があれば、農業体験をおすすめします。

 10年もアメリカへ行けとは言いません。

 機械に頼るなとも言いません。

 まして原野を切り開けなんて、私シュうぇッチマンごときには口が裂けても、言えません。

 しかし、薄っぺらい精神を何とかするためには、座禅を組むのもよいでしょうが、一次産業に携わるのが一番。

 このくらいなら、言えなくもない。

 日本は、一次産業(農業・漁業など)、二次産業(工業など)、さらには三次産業(小売業・サービス業など)も衰え、四次産業(教育業・IT産業など)、五次産業(上級管理職など)、六次産業(総合化・付加価値づけ)と、どんどん高度化といえば聞こえがいいが、その実、眼高手低、目は肥えていても、口ばかり、腰の入らない、軽佻浮薄な国になりきってしまいました。

 ちなみに、少なからず実例に接しましたが、憧れだけで北海道へやってくる獣医学部や酪農学部に入ってくる大半のお坊ちゃん、お嬢ちゃんは、使い物になりません。

 ここまでを強調した上で、ようやく将棋の話。

 何度も繰り返していますが、そんなに簡単に強くはなれません。

 簡単に強くなりたい人は、このブログを読んでくださらなくて結構です。

 100m走で、いつまで経っても10秒を切れないのと同じ。

 なかなか強くなれなくて、それでも挑戦し続ける。

 そういう強い気持ちがなければ、将棋の上達はうまく行きません。

 そういう強い気持ちが、「土づくり」につながります。

 急がば回れ

 まずは強靱な基礎づくりから入る。

 ここでいう基礎とは何でしょうか。

 詰将棋? 棋譜並べ? 定跡?

 否。

 人格形成です。

 1つのことに秀でていても、他のことに秀でるとは限りません。

 バスケットボールの県代表だからといって、将棋が強いとは言えないでしょう。

 「バスケは得意なんだけどな。」

 たぶん、こういう言い訳をするだけ。

 あれも、これも。

 二者択一をしないことにより、選り好みをしないことにより、総合力を磨く。

 これが「土づくり」。

 この土台の上に、ようやく「草づくり」が来ます。

 道具にこだわり、棋具を大切にする。

 詰将棋を1万、10万と解く。

 棋譜並べも1回並べただけで、1通り並べただけで強くなれるのなら、私シュうぇッチマンはとっくに名人になっています。

 1局を最低30回並べる。

 これが、私シュうぇッチマンのメソッドの肝。

 いや、天野宗歩の棋譜なら300回以上並べているので(これは旧ブログ時代の話で、現在は600回以上)、このくらいで驚かれても困ります。

 定跡書も7回は繰り返す。

 これらが、私シュうぇッチマン・メソッドにおける「草づくり」。

 こうした二層の土台の上に、ようやく「牛づくり」が来ます。

 実戦でしょうか。

 大会かもしれません。

 以上をまとめると、常に「土・草・牛」の三層を意識すること。

 すべての上達に言える基本中の基本だと思います。

 基本中の基本だからこそ、軽視されていると思われるので、折に触れて、謙虚にこの黄金則に戻ることを心がけてほしい。

 基本と応用ではないのです。

 超基本・基本・応用の三層構造。

 いや、私シュうぇッチマン自身、誰よりも自戒したいと念じているところです。

 

 

北海道牛づくり百二十五年―町村敬貴と町村農場 (北海道著作集)

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