続ピリギゃルが将棋倶楽部24で初段になる50の方法

将棋の全国大会に出場することになった成金アマの活躍やいかに

上達するための箴言集・格言集(0042)新しい力を手に入れよう

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続ピリギゃルが将棋倶楽部24(将棋ウォーズ)で初段になる50の方法

~実力四段・五段を目指して(シュうぇッチマン全国大会の巻)~

上達するための箴言集・格言集(0042)

 

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0042 新しい力を手に入れよう

 

 「新しい力をください わき上がる笑顔 あなたにあげたいの」

 

 KOKIA「The Power of Smile」の歌詞の一節。

 花王のシャンプー「エッセンシャルダメージケア」のCMソングだったので、ご存知の方も多いのでは?

 

www.youtube.com

 

 新しい力。

 パワーやエナジーにも、「新しさ」が必要だということは案外、知られていません。

 お刺身のような生鮮食品であれば、誰もが「鮮度」を気にするでしょう。

 ところが、私たちの内から湧き上がる「力」にも「鮮度」があります。

 食用でも燃料でも構いませんが、油にも鮮度がある。

 それと同じように、私たちのエネルギーにも、実は鮮度が要求されています。

 その「鮮度」が非常に重要だということを知ってほしいと思います。

 また、その「鮮度」を保つことを日々実践していただきたいと願います。

 肉体の衰えよりも深刻なのは、精神の老化。

 本日は、そのような気づきに少しでもコミットメントできればと考え、書き進めていきましょう。

 

 

 「困難なことは頭からするな。

 非常に成功の邪魔になる、という人がある。

 しかし、決してそうではない。

 人間というものは、困難なことに遭えば遭うほど、ますます新しい力が出てくるものだ。」

 

 冒頭の逆走が実によく効いた、この箴言

 ジョン・ワナメーカーによるものです。

 ワナメーカーは、アメリカで「百貨店王」と呼ばれた偉大な実業家。

 オークホールという紳士服店で、彼は価格の統一化(固定価格化)を図り、しかも返品を受け付けるという画期的な商売を始めました。

 これまでの商売は、価格は交渉によって変動するものでした。

 また一度買った商品は、返品することができませんでした。

 ところが、それでは、交渉するのに手間がかかるし、決断するにも葛藤があるので、お金が入ってくるまでに幾多の無駄が生じます。

 金離れを早くした、この商法。

 今日では当たり前でしょうが、当時としては非常に画期的なものでした。

 いうなれば、「ほしい」という感情が即、「手に入る」に結びつくシステムの確立でした。

 さらに言い換えれば、「ほしい」という欲望の「鮮度」に照準化したということができるでしょう。

 フィラデルフィア最初の百貨店であるグランデポットも、同じ哲学に貫かれています。

 さまざまな店舗が集まっている百貨店は、消費者の「あれもほしい、これもほしい」を一瞬で実現してしまいます。

 この一瞬で実現するという、まさに「鮮度が命」です。

 広告を重視し、新聞で初の見開き広告に打って出たことも、欲望の鮮度を重視していたと考えれば、合点がいくでしょう。

 そもそも新聞とはニューズペーパー、すなわち「新しい」情報の集まり、「ニュー」たちの広場。

 そこへ参入するのは、ワナメーカーにとって必然だったと言えるのです。

 

 「広告費の半分が金の無駄遣いに終わっていることはわかっている。わからないのはどっちの半分が無駄なのかだ。」

 

 これまた、おちゃめで、ユニークな一言です。

 推測するに、一半は消費者の欲望の鮮度にコミットすること、もう一半は購買行動につなげることでしょうが、いったいどちらが無駄遣いなのでしょうか?

 通常は、前者を無駄遣いだと考えるのでしょうが、そう考えなかったところにワナメーカーの非凡さがあると言えます。

 さて、ここらへんで、そろそろ最初の箴言に戻ってみましょう。

 困難なことから逃げること。

 これは人間の反射的な本能。

 そのことをワナメーカーは熟知しています。

 だから、あえて最初に皆が飛びつきそうな「楽しようぜ」という甘いささやきから入る。

 けれども、それはワナメーカーの名のとおり、わな作り。

 この「楽しようぜ」という甘いささやきだけは、「鮮度」にコミットすべきではないからです。

 多くの消費者の「楽しようぜ」をもてあそんできた偉人だからこそ、知る究極の一言。

 すぐに手に入らない「困難」に向き合うことが、実は究極の「新しさ」を手に入れる源泉だということをワナメーカーほど知っていた人は、ほかにいなかったのではありますまいか?

 アメリカの開拓者精神を、ここから生き生きと感じることができます。

 未知の世界、未開拓の分野に踏み込んでいくことこそが、新しい力の源である。

 将棋も定跡ばかりをたどっていないで、新しい戦法を試してみることが、上達への近道になるはずです。

 昨日、壁にぶつからないと書きました。

 ただし、壁に出会って、そこで心の洗濯ができれば、それは壁ではないということが言いたかったことの中心です。

 壁に壁画を描けば、それは開拓であり、新しい力を手に入れたことになるのですから。

 さあ、今日の29連勝の新記録がかかる藤井・増田戦は、どうなるのでしょうか?

 このブログのアクセス率は下がるんだろうなあ。(苦笑)

 しかし、将棋界に新しい力を呼び寄せてくれているので、水を差さないようにします。

 

 「困難なことは頭からするな。

 非常に成功の邪魔になる、という人がある。

 しかし、決してそうではない。

 人間というものは、困難なことに遭えば遭うほど、ますます新しい力が出てくるものだ。」