続ピリギゃルが将棋倶楽部24で初段になる50の方法

将棋の全国大会に出場することになった成金アマの活躍やいかに

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続ピリギゃルが将棋倶楽部24(将棋ウォーズ)で初段になる50の方法

~実力四段・五段を目指して(シュうぇッチマン全国大会の巻)~

上達するための箴言集・格言集(0052)

 

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0052 全部やってみよう。

 

 全部の全部って、どこまで?

 今回の話題は、端的にいえば、こんな感じです。

 

 

 『神・時間術』の著者・樺沢紫苑氏は、別のところでは「全部戦略」ということを唱えていらっしゃいます。

 ネタバラしをすると、この「全部戦略」、私シュうぇッチマンに大きな影響を与えました。

 たとえば、旧ブログの本編を私シュうぇッチマンは「メソッド」と名づけていますね。

 「メソッド」とは、誰であろうと、一定の結果を出す方法という意味です。

 ただし、体系立てられているので、一部だけを導入しても効果は薄い。

 「全部」やることで、はじめて、私シュうぇッチマンと同じ棋力に到達できる。

 もちろん、何でもかんでも「全部」やることは、不可能です。

 したがって、本当に「全部」やるかどうかは、熟考したほうがいい。

 そうでないと、時間の無駄になるから。

 とはいうものの、「全部」やらないことが、逆に時間の無駄になることもあります。

 たとえば、『将棋年鑑』の序盤だけを勉強するという方法がある。

 たしかに、序盤「だけ」は、強くなるかもしれません。

 けれども、肝心の中盤や終盤の力はつかないはずです。

 棋譜を序盤・中盤・終盤と「全部」並べる。

 これが原理だよと、私シュうぇッチマンのメソッドは教えます。

 一部の筋肉だけを鍛えすぎると、かえって故障につながる。

 初心者が詰将棋ばかりやると、乱暴捨て駒が多くなり、将棋が荒れます。

 定跡ばかりやると、中盤で手から離れた風船のように、漂流することになる。

 トータルで鍛えるからこそ、本当に使える筋肉になるというのが、私シュうぇッチマンの「全部戦略」の1つだろうと思います。

 ところで、クイズ。

 「全部」とは、どの「全部」なのでしょうか?

 

  ア.一局を最後まで「全部」並べること?

  イ.大山全集を「全部」並べること?

  ウ.家にある問題集を「全部」解くこと?

  エ.1つの定跡を「全部」勉強すること?

  オ.啓発書のアドバイスを「全部」実践してみること?

 

 私シュうぇッチマンの答えは、「アイエオ」です。

 「ウ」だけは、手当たり次第という感じがするので、パス。

 状況にもよりますが、全体に統一した体系を感じません。

 「イ」はハードなので、実際に私シュうぇッチマンが実践するか、できるかと言われれば、しませんし、できません。

 というより、そもそも大山全集を持っていない。

 名局集と対升田全局集、戦型別棋譜集だけで十分すぎます。

 ただ、一人の人物という「全体」にコミットすることは、棋風や作戦選択のパターン、細かいニュアンスを習得する上で、非常に大事だと考えています。

 特定の人間としっかり付き合ったことがない人は、たとえモテモテであったとしても、やっぱり何か問題があるのと同じことで、一人の棋士から徹底的に学ぶということはあっていいのではないでしょうか?

 幸い、藤井君の棋譜なら、まだ全部並べることができますよ。(笑い)

 これは、いわゆる「作家論」というやつです。

 好きな作家がいれば、同じ著者の本を手当たり次第に読む。

 全集を買う。

 これはれっきとした「全部戦略」だと思います。

 そうだとすれば、「エ」は、「テーマ論」。

 定跡書を一冊完璧に仕上げるというメソッドがあるように、定跡書一冊も「全部戦略」です。

 あるいは、1つの作戦の「全部」を極めようとする姿勢にしても、然り。

 「オ」も、その本を読んでみて、手応えを感じたなら、「全部戦略」を実行したほうがよいでしょう。

 その際は、自説は捨てて、というか、いったんカッコに入れて、スポンジのように、素直に、書いてあることに忠実に吸収してみる。

 ただし、自身の性格や環境、取り組もうとしている分野やジャンルに応じてチューニングする柔軟性は、必要だと思いますが。

 たとえば、スポーツの理論を将棋にそのまま当てはめるというのは、うまく行かないこともあるので、そういう場合は注意しましょう。

 なお、選択肢に入れていませんが、あらゆる定跡に精通しているという意味での「全部戦略」も必要だと考えています。

 実際に指すかどうかはともかく、また、深入りするかどうかは知りませんが、一通り、どんな戦法があるのかを知っておくことは悪くないことだと考えています。

 居飛車党は振り飛車を、振り飛車党は居飛車を遠ざけるのではなく、いちおう修めておいたほうがいい。

 私シュうぇッチマンのメソッドでは、「棋譜並べは選り好みするな」と書いておきましたが、これも「全部戦略」の一種です。

 いわゆるバード・ビュー、つまり鳥瞰図を持てというわけですね。

 一口に全部といっても、さまざまな全部があるので、そこを整理してみましたので、まとめておきましょう。

 

A 一つの作品全部(棋譜並べ)

B 一人の人物全部(ファン)

C あるもの全部(手当たり次第)

D 一つのテーマ・ジャンル全部(テーマ)

E 一つのメソッド全部(メソッド)

F 一つの世界全部(ワールド)

 

 余談ながら、大好きなクラシック音楽に当てはめたら、こうなります。

 

A 「運命」交響曲 1~4楽章

B ベートーベン交響曲全集(朝比奈隆指揮)

C 所蔵する運命のCD約30枚(アーノンクール、小澤、朝比奈、クライバーカラヤントスカニーニフルトヴェングラーニキシュ、等々)

D 交響曲

E 斎藤秀雄『指揮法教程』

F バロック、古典派、ロマン派、近現代音楽