続ピリギゃルが将棋倶楽部24で初段になる50の方法

将棋の全国大会に出場することになった成金アマの活躍やいかに

上達するための箴言集・格言集(0058) 形勢判断をしよう。

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続ピリギゃルが将棋倶楽部24(将棋ウォーズ)で初段になる50の方法

~実力四段・五段を目指して(シュうぇッチマン全国大会の巻)~

上達するための箴言集・格言集(0058

 

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0058 形勢判断をしよう。

 

 形勢判断は、駒の損得・駒の効率(攻め・守り)・手番という3つの要素で判断します。

 たとえば、レタスが半額で売っていたとしましょう。

 そこで、レタスを10玉、買ってくる。

 しかし、レタスを10玉も食べないわけです。

 結果的に、損をしたということになりますね。

 「安物買いの銭失い」ということわざにあるとおり。

 

matome.naver.jp

 

 こういう事態を防ぐことが、形勢判断の目的です。

 つまり、駒の損得以外の要素を重視できるかどうかが形勢判断には要求されるということでしょう。

 断っておきますが、駒の損得は、とっても重要です。

 なんやかんやと言っても、駒の損得が一番。

 「駒得は裏切らない」(森下卓九段)という名言もあるほど。

 私シュうぇッチマンは、二枚落ちなら、プロやコンピュータにも、ほとんど負けません。

 飛角四枚だったら、いくらなんでも、必勝でしょう。

 だから、まずは駒得できるようになることが強くなるためには必須ということ。

 強い将棋ソフトも、駒得を重視する設定になっています。

 駒得する力を鍛えるためには、駒損したら即投了、というルールを自らに課すことです。

 同様に、駒を先に成ったら勝ちというルールを課すのも、いいですね。

 歩をと金にできたら、駒得と同じですから。

 もし対人戦で迷惑をかけるようなら、ソフトとの対局に取り入れる。

 

 

 そうして当たり前に駒得できるようになってきたら、まだ終わりではありません、今度は裏をかけるようになりましょう。

 駒損しても有利になる道を探る。

 それが「駒の効率」や「手番」という考え方になります。

 仮に大量のレタスが必要な状況があったとしましょう。

 そうれば、レタス10玉は正解ということになります。

 ちょうどレタスがほしい場所にレタスを届ければ、効率がよい。

 レタスを食べたいなと思ったときにレタスが出てくればタイミングがよい。

 つまり、適材適所やタイミングを意識すれば、将棋は強くなるということです。

 いや、将棋だけではなく、人生いろいろなところに役立つはず。

 たとえば、ミクロ経済学の有名な需要と供給も、一種の形勢判断と言えるのではないでしょうか?

 需要があるところに供給すれば儲かる。

 需要がないところに供給しても売れない。

 ただし、これはマーシャルの部分均衡分析と言って、必ずしも正しい形勢判断になるとは限らないところが、ややこしいところ。

 ワルラス一般均衡分析は、2つ以上の財やサービスとの兼ね合いを考慮する点が部分均衡分析と違っている。

 たとえば、レタスだけが売れても、他の商品が売れなければ意味がないと考えるのだ。

 言われてみれば、ごもっとも。

 飛角が大活躍していても、王様が捕まったら何にもならないですからね。

 商人は、弁当だけでなく、いかに飲料をセットで売るかを考えなければなりません。

 棋士も、他の駒と連動させることを覚えなければいけないということです。

 たとえば、棒銀がすばらしいのは、飛車と銀が連携しているから。

 こういうコンビネーション・プレイを覚えていくと、将棋は強くなっていきます。

 

 

 最近は、コンピュータを形勢判断を鍛えるために活用する人も増えているのではないでしょうか?

 私シュうぇッチマンも、藤井聡太四段の影響で、遅ればせながら、コンピュータを導入するようになりました。

 とはいえ、昔から駒落ち戦では誰よりもソフトを多く活用してきたつもりですが、私シュうぇッチマンが重視するのは、評価値の点よりも線、流れです。

 音楽用語を使って、私シュうぇッチマンはADSR分析と読んでいる手法を紹介しましょう。

 AとはアタックAttack、DとはディケイDecay、SとはサステインSustain、RとはリリースReleaseの略。

 どういうことかというと、まずアタックは音の出だし。

 たとえば、鐘をドカ~ンと叩きます。

 当たり前ですが、最初の出だしのアタック「ド」が一番強い。

 次がディケイで、「」の音は少し弱くなります。

 さらにサステインで、しばらく「~」と持続して、最後に「ン」の後にリリース、つまり余韻が残ります。

 図示したら、こんな感じでしょうか。

 

  ドカ~ン

  /\_

     \

  ADSR

 

 音楽のニュアンスは、このADSRでつけていきます。

 将棋の形勢も、攻めているときはアタックで勢いがある上り調子。

 ところが、形勢を損ねるとディケイで下がり調子になります。

 ここを踏ん張るとサステインで均衡状態。

 しかし、悪手を指して諦めると、リリースで墜落となります。

 藤井四段の場合、ほとんど負けていないので、リリースはありません。

 そして、敗局の場合でも終盤でアタックが来ます。

 それも、急上昇を見せるという特徴があるので、将棋は終盤が大事ということがよくわかります。

 音楽は余韻を大事にしますが、将棋の余韻は盤上にはありません。

 ということで、序盤は上げに行き、下がるにしてもディケイで堪え、忍び、サステインをなるべく長く維持して、チャンスと見るや、再アタック!!

 

  ドカ~~ド

  /\__/

     

  ADSSA

 

 将棋においては、ADSSAが私シュうぇッチマンの理想。

 音楽よりも、陸上競技とよく似ている気が。

 というわけで、棋譜並べでも、こういう流れを意識して並べるように心がけています。

 プロの棋譜は、派手なアタック部分はいうまでもありませんが、被害を最小限にするディケイや、離されまいとするサステインの技術も、非常に参考になります。