続ピリギゃルが将棋倶楽部24で初段になる50の方法

将棋の全国大会に出場することになった成金アマの活躍やいかに

上達するための箴言集・格言集(0068)おしゃべりしよう。(指導対局)

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続ピリギゃルが将棋倶楽部24(将棋ウォーズ)で初段になる50の方法

~実力四段・五段を目指して(シュうぇッチマン全国大会の巻)~

上達するための箴言集・格言集(0068

 

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0068 おしゃべりしよう。

 

ピリギゃルです。

 

最近、週に1回、シュうぇッチマン先生と一緒に、初級者を対象にした指導対局をしています。

 

まずは、初級者同士で対戦してもらいます。次に、指導対局を行います。

 

手合いは二枚落ちで、合議制。つまり、「昨日の敵は今日の友」というわけ。さっきの対戦相手と2人1組となり、互いに協力し合いながら、真の敵であるラスボス・シュうぇッチマン先生に立ち向かっていただきます。

 

盤を挟んだ相手とは、不思議と心が通うもの。また、一局、準備運動ができているので、将棋脳になっているというメリットもあります。

 

合議制なので、おしゃべりしながら指すのですが、相談あり。シュうぇッチマン先生も適宜、助言を行いますし、ピリギゃルも、あれこれ、口を挿みます。こうやって、おしゃべりしながら指していると楽しいですし、駒の動かし方を知らない初心者の方に見せるイベントとしても盛り上がります。

 

そして、実は初級者の読み筋を確認できるので、指導もしやすくなるというカラクリ。先生は初心者の気持ちと女心が分からない人なので、このやり方がよいのだそう。指導者側にもいろいろと発見があるんだなあって、今回思いました。指導というのは、自身の読みがしっかりしていないと成立しないので、いつも以上に真剣になれます。

 

このブログの読者にも、指導する立場の方もいらっしゃるでしょうから、「助言の手筋」を整理しておきましょう。

 

 1.「妙手があるよ」「詰みがあるよ」と示唆する。

 2.選択肢を複数、提示してあげる。

 3.「歩を打つ」「ここに打つ」などのヒントを出す。

 4.「攻めましょう」「守りましょう」と方針を示す。

 5.指した後に正解を教え、その正解が実は後で効いてくる。

 6.格言を教える。

 7.こちらの心理を解説する。

 

あとは、とにかく褒めまくること!

2人1組だから、片方ばかりを褒めると可哀想なので、両方を等分に褒めてあげなければいけません。それぞれの持ち味を褒めると、自身とは違うタイプの指し方を意識することにもつながります。

ちなみに、今日の指導対局でシュうぇッチマン先生が発した主なアドバイス集をメモしておきました。実は私が一番勉強になっているような気がします。

 

「二枚落ちでは、上手は大駒を取りに来るので気をつけて。」

「『歩の真下に滑り込ませる手は好手』と羽生さんが言っています。」

「駒を打って、ただで、すぐに取られるのは悪手。」

「攻め始めたら、攻め続けよう。」

「玉から遠い地点での戦闘と玉から近い地点での戦闘は後者が優先。」

「持ち駒がないときは、持ち駒を手に入れよう。」

「飛と角の両方を一つの地点に利かせよう。」

「大駒の逃げ道を開けながら、攻めにもなる手を考えよう。」

「駒を取る前に、小細工しよう。」

「飛車は十字に使おう。」

「王手が続くのは、良い手の証拠。」

 

シュうぇッチマン先生が、やっぱり教え方の神だなと思ったのは、4手目の下手の手番での殺し文句。私の時もそうだったんですが、△6二銀▲7六歩△5四歩と指してから、ボソッとつぶやくんです。「実は二枚落ちは必勝法があるんだけど、初心者が何も知らないでいきなりその手を指せたら天才です。」って。

 

で、その時は答えを教えずに「その手もいい手ですよ」と言いながら、先生は指し続けます。教わる方としては、絶対、気になる。で、最後に「ありがとうございました。」とお礼を言い合って、先生が去ろうとする瞬間、必ず「最初におっしゃっていた『必勝法』って、何ですか?」と、もう目を輝かせて、食いつくように質問が出るんですね。相手に知りたいと強く思わせておいて、▲4六歩を教え、以下、二歩突っ切り定跡をすらすらと並べながら解説していくのは、「本職の将棋のコーチなんじゃないのか、この人は」と思わせる手練手管です。

 

先生の二枚落ち定跡を並べる手際がとにかくすばらしいというか、流麗というか、よどみがないというか、何度見ても、ほれぼれします。まず一回さらさらと詰みまで並べ、「ごめんごめん、早すぎたね」といって、最初の方だけをもう一度スローモーションで並べてあげて、「最後まで覚えるのは大変だから、もう少し強くなってからでいいけど、最初のほうだけでも覚えておくと、上手の守備駒を分断できて有利になるんだよ」とおっしゃいます。