続ピリギゃルが将棋倶楽部24で初段になる50の方法

将棋の全国大会に出場することになった成金アマの活躍やいかに

上達するための箴言集・格言集(0073)両取り

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続ピリギゃルが将棋倶楽部24(将棋ウォーズ)で初段になる50の方法

~実力四段・五段を目指して(シュうぇッチマン全国大会の巻)~

上達するための箴言集・格言集(0073

 

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0073 両取り逃げるべからず。

 

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 今日は両取りの捉え方について綴ってみたいと思います。

 

 将棋の格言に「両取り逃げるべからず」というものがありますよね。

 両取りというのは、次にAかBのどちらかの駒を確実に取りますよという手のこと。

 「桂馬のふんどし」や「割り打ちの銀」が有名です。

 「王手飛車」は、初級者なら究極の必殺技。

 両取りをかけられたら、取られる側は、どちらか一方が取られること確実。

 将棋のルールは、1手しか指せないことになっているのですから。

 相手が見ていない隙に、こっそり2手指せるのなら、逃げたほうがよいでしょう。

 けれども、そんなことは反則なので、「逃げるな」と教えてくれているわけです。

 案外、逃げてしまいがちなのですが、逃げても無意味。

 駒損の上、1手パスになる。

 だから、格言どおり、「原則、逃げない」が正解。

 その代わり、別のところにもっと有効な手はないかという方針で、勝負します。

 攻めの手があれば攻めの手、何もなければ駒得するか、玉を固めておくかしますか。

 (羽生さんには案外、こういう手が多い気がします。)

 とはいえ、旧ブログのどこかに書いたことがありますが、巧みに指して両方逃げられた! というケースも、ごく稀にはあります。

 そこまで読み切って、あえて両取りを打たせたなら、もうあなたは立派な高段者。

 私シュうぇッチマンも絶好調のときは、そんなことができます。

 ところが、調子が悪いときは、両取りを打たれてあっさりと負けてしまう。

 思うに、「両取りを打たせない」「両取りを打つ」が将棋の基本中の基本。

 常にこれを狙いながら、狙われながら、指していく。

 どれだけ虎視眈々と狙っているかで、まずは勝負がつくと考えてよいでしょう。

 私シュうぇッチマンのソフトなんか、笑っちゃうくらい、いつも桂馬のふんどしを狙っていますよ。

 ソフトと指して、両取り率を調べると、強くなれますよ。

 といっても、ソフトに両取りがかかることはほとんどありません。

 したがって、両取り率は、両取りをかけられる率です。

 ソフトに両取りがかからない。

 この一事からして、高勝率の秘密を嗅ぎ取りましょう。

 そういえば、私シュうぇッチマンが子どものころも、両取りを狙いまくりだったなあ。

 今はたぶん、指し過ぎて、感覚が麻痺している。

 こうした修行を経て、ベース、ファンデーションを築いた上に、「あえて打たせて、逃げない」が来るのです。

 さらに「あえて打たせて、どちらも逃げる」が来るのだと思います。

 両取りは含みにするのが、高段者の技。

 初級者でもできる技としては「両取りを打たせて、自分も両取りで返す」もありますね。

 「桂馬のふんどし返し」や「割り打ちの銀返し」が代表例です。

 これはこれで、見ていて楽しい。

 というわけで、以上を整理すると、こうなるでしょうか。

 

【常に意識すべき4つの掟】

・駒得? 駒損?

・手番? 手番じゃない?

・両取りがかかる? かからない?

・詰めろ? 詰めろじゃない?(Z?)

【応用(例外)】

・駒損でも、勝てる。

・手を渡しても、相手が困る。

・両取りがかかっても、大丈夫。

・詰めろでも、即詰みあり。

 

◎おまけ シュうぇッチマンの実戦から

 

 この記事を書いて(読んで)から対局をすると、面白いくらい両取りが見えるようになりますよ。

 

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 便宜上、先後を逆にして表示しています。手前が私シュうぇッチマン。

 戦型は先手のノーマル中飛車に対し、後手の私シュうぇッチマンが右銀急戦を仕掛けました。(左美濃になっているのは、リフォームの結果です。)

 図のあたりでは玉のコビンが気になるなと思っていたのですが、読みを入れてあえて補修せずに王手竜取りを打たせる順を選びました。

 うっかりではありませんので、お間違いなきように。

 局面は後手が大駒3枚を持っていますが、先手の方が金2枚を持っていますし、後手は歩切れなので駒得です。

 といっても、大駒全部を持たれたらキツい。

 ただ、ここで▲5五銀と打ちました。

 これで大丈夫というのが私シュうぇッチマンの読み。

 以下、△5一角なら▲6四銀と馬を取りつつ、敵陣に銀が迫っていきます。

 対して、5一角が働いていないので、再び△3三角と王手で手番を取りながら戻れそうにも見えるのですが、そこで▲7七桂とすれば、この桂馬が受けのみならず玉頭への無言の圧力になり、自然とよくなる。また、角も紐がついていないので、むしろ狙われるよ、という寸法。

 △同角なら▲同歩、△同馬なら▲同竜△同角▲同歩で、盤面がすっきりすれば、駒得で守りの堅いこちらのほうがよいでしょう。

 実戦では、△7四馬と馬を逃げてきましたが、以下、▲5四竜△8四桂▲7七香△1五歩▲8六桂と進み、快勝しました。