続ピリギゃルが将棋倶楽部24で初段になる50の方法

将棋の全国大会に出場することになった成金アマの活躍やいかに

上達するための箴言集・格言集(0075)もう一枚足して

はてなブログ (略称:続ピリ将)

続ピリギゃルが将棋倶楽部24(将棋ウォーズ)で初段になる50の方法

~実力四段・五段を目指して(シュうぇッチマン全国大会の巻)~

上達するための箴言集・格言集(0075

 

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0075 もう一枚足してみる。

 

 ワインのコルクを抜くとき、一気に抜こうとすると中折れします。

 ゆっくり、じわじわと抜くのが正解。

 こういう奥義は、何にでも当てはまる。

 

 

 理工系の方なら、「印加」という言葉にピンと来るかもしれません。

 'apply'の訳語です。

 電流や電圧、水圧、磁場などを作用させることを言います。

 理工系では、apply A to Bという熟語が頻繁に登場して、最近はどうか知りませんが、かつてはこれを堅苦しく「BにAを印加する」と訳していました。

 文系の人間には「?」という感じなのですが、そんなことはお構いなし。

 本日のテーマは、将棋版の印加について。 

 

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 図をご覧ください。

 手番は先手だとしましょう。

 どうしますか?

 

 自己流で指している人だと、▲5二歩成として喜ぶ人が案外、多いかも。

 もちろん、これも飛車を取れるから、決して悪い手というわけではありません。

 しかし、正解は▲5九香。

 将棋には、いろいろな技があります。

 今回は、駒を足すというテクニック。

 これなんか、将棋ウォーズで、エフェクトが出てくればよいのに、と不満です。

 まあ、出てこなければ、自身の心の中でつぶやけばよいだけの話。

 「駒を、足す」

 「足し算の攻め」

 「おっと、先手、ここで後手の飛車にさらに香車を印加してきた~」

 いやあ、想像しただけでも、しびれます。

 中継やっている方、ぜひ取り入れてみてください。

 さて、図に戻りますが、後手が放置すれば、今度こそ▲5二歩成。

 飛車だけでなく、玉も詰む。

 え、飛車に逃げられたら大損?

 いいえ、玉が取れます。

 ▲5二金でジ・エンド。

 

 

 先日、プロ棋士指導対局を見学する機会がありました。

 私シュうぇッチマンなら、どう指すかなと上手側に立って考えていました。

 私シュうぇッチマンより、この足し算の攻めがうまいなあと感嘆させられました。

 取れそうな駒を取らずに、どんどん圧を加えていく。

 で、いつでも取れるという状況を作っておいて、他の手を指す。

 これぞ上手の指し方というお手本を目の当たりにして、とても感動させられました。

 

 

 実は初級者だけでなく、私たち有段者でも、駒を取るのは大好き。

 しかし、目先の利益に目がくらむのでは勝てないのは、将棋も人生も同じ。

 取れる駒を我慢して、じわっと駒を足して圧力を増しておくのが吉。

 皆さんも、いつもよりももう少しだけ、この法則を意識してみてくださいね。